庭で草刈りをしていた妻。
ふと見かけた食べられそうな草に、ひょいと手を伸ばし、ぱくり。
…おいおい(笑)
そんな彼女の目にとまったのはタンポポのつぼみ。
じっと見つめながらひと言。
「これ…ケーパーに似てない?」
え?ケーパー?
そう、ケーパーとは地中海原産の「フウチョウボク」のつぼみを酢漬けにしたもの。
ピクルスの一種で、ちょっと塩気のある、あの独特な風味のアレです。
で、なんと彼女。
「タンポポでもイケるんじゃない?」
「食べられるつぼみだよ・・・ね」
そう言って、即席・タンポポのケーパーを作り始めたんです。
もう、すごい。
凄すぎる。
これはもう天才の領域。
まさに「天が与えた才能」ってやつ。
そして今夜の晩ごはんはというと——
・庭に自生しているニラ
・香り豊かなみつば
・苦味がクセになるタンポポの葉
・そして、話題のタンポポのケーパー
これらをふんだんに使った、春のお食事プレート。
自然の恵みに感謝しながら、春の味をじっくりといただきました。
都会では味わえない、ちょっと贅沢なひととき。
自然って、ほんとうに美味しい・・・