ある切っ掛けで、電磁波について調べた事があるので、
専門的な言葉は出来るだけ使わずにまとめてみました。
電磁波ってなに?
分かりやすい説明がありましたのでリンクを張っておきます。
要約すると
・電磁波とは電気と磁気が交互に繰り返される波・・・だから電磁波
・電磁波は、大きく「電離放射線」と「非電離放射線」の2種類に分けらる。
・電離放射線には、電子を弾き飛ばす力があり、細胞や遺伝子を傷つける。
太陽光パネルと電磁波について
太陽光パネルの電磁波についてですが、パネル自体は直流で発電するため電磁波を出しません。
その発電した直流電気を家庭の交流電気に変換するのが パワーコンディショナー(PCS)。
この変換の際に電磁波が発生するのですが、その強さは「Wi-Fi機に毛が生えた程度」と言われています。
◆電磁波の大きさを衣類に例えると
数値化しても良く分からないので、身近な衣類に置き換えてみました。
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Wi-Fi(ルーター/PCS)
弱いけど家や職場で必ずそばにある
👉 普段着 🧦(とても身近だけど、四六時中ではない) -
スマホ(本体の電波)
常に体にくっついている、一番身近
👉 下着 👙(四六時中身につけてる、距離ゼロ) -
携帯基地局
街のあちこちにあるけど直接はそんなに近くない
👉 ジャケット 🧥(ちょっと距離あるけど、街に出ればよく見る存在) -
テレビ塔・ラジオ送信所
どっしり大きくて存在感があるけど、日常ではあまり関わらない
👉 タキシード/ドレス 🎩👗(力強く特別な存在だけど普段は縁がない) -
強さランキング:タキシード(テレビ塔)>ジャケット(基地局)>下着(スマホ)>靴下(Wi-Fi)
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身近さランキング:下着(スマホ)>靴下(Wi-Fi)>ジャケット(基地局)>タキシード(テレビ塔)
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このようにして見ると、一番身近で影響が強いのはスマホと室内にあるWi-Fiという事になります。
とくに昨今では自宅、寝室、幼稚園、学校、病院、公共施設など生活空間のあらゆるところに存在しています。
携帯で電波を検索してみると、本当に沢山見つかるので試してみて下さい。
◆電磁波とは波であり、振動している
「弱いから安全」とは限らないのが自然界の不思議なところです。
実際にこんな出来事がありました。
小さな揺れでも大きな影響? ― 7ガルとビルの共振
韓国・ソウルにある「テクノマート」という超高層ビル。ある日突然、揺れが発生して「地震か!?」と大騒ぎになりました。
ところが地震は発生しておらず、揺れたのはそのビルだけ。
原因はなんと――
建物の一室で行われていたエアロビクスのダンスでした。
そこで記録された揺れは、たった7ガルの縦揺れ。
これは震度0レベル、人間にはほとんど感じられない程度の小さな揺れです。
それなのに、ビル全体が大きく揺れたのはなぜでしょうか?
ブランコの原理と同じ「共振」
答えは「共振」です。
超高層ビルや橋などの巨大な構造物には、固有の「揺れるリズム(固有振動数)」があります。
そこに小さな力でもタイミングよく繰り返し揺さぶられると、揺れがどんどん大きく増幅してしまうのです。
ブランコを思い出してください。
ほんの軽い力でも、リズムさえ合えば、子どもがどんどん高くこげるのと同じ理屈です。
つまり、7ガルの縦揺れは人間には「取るに足らないレベル」でも、
超高層ビルにとっては「共振を呼び起こすトリガー」となり得るのです。
ここから学べることは、
👉 影響は“強さ”だけでなく“周波数と条件”によっても変わる ということ。
これは電磁波の問題にも通じます。
弱いから安全、強いから危険、『症状が無い』=『影響がない』という短絡的な考えはいけません。
「どんなリズムで、どのくらいの期間、どのような対象に作用するのか」――
その条件がそろった時に、思わぬ結果を引き起こすのです。
◆私(妻)の体験談
私が電磁波を詳しく調べた切っ掛けはこちらです。
私も同じ場所に3か月住んでいましたが、異変が現れる事は有りませんでした。
これが、電磁波の影響が『ある』『ない』を二分する所以なのでしょう。
◆子どもと大人の違い
グラスの共鳴を例にすると、大きなグラスは低い音に、小さなグラスは高い音に共振します。
子どもは体が小さいため、高周波(Wi-Fiや5Gなど)に反応しやすいと考えられます。
さらに、子どもの体は水分量が多く、マイクロ波は水分に影響を与えやすい性質があります。
脳やホルモンの発達が進む大切な時期でもあるため、大人以上に注意すべきだと考える研究者もいます。
◆磁場について
電気を送電する際には磁場が形成されます。
磁場の強さは流れる電流によって変化し、この磁場も人体に影響を及ぼす可能性があります。
強い磁場は体内に微弱な電流を誘導します。
疫学研究では、この誘導電流と小児白血病との関連は完全には否定できないとされています。
微生物と電磁波の関係は?
微生物はとても小さな存在。
そのサイズ感からすると、電磁波の持つ高い周波数と“共鳴”したり、影響を受ける可能性は我々人間より高いとも考えられます。
事実、強い電磁波(マイクロ波)は殺菌や滅菌に利用されます。電子レンジで食品の菌が死滅するのはそのためです。
ただし、Wi-Fiやスマホのような「日常レベルの電磁波」で“すぐに害がある”という科学的証拠は見つかっていません。
とはいえ、科学的に「影響なし」と断言できるほどの長期データはまだありません。なぜなら、人類が人工電磁波を使い始めたのは、進化のスケールで見れば“ほんの一瞬”だからです。
電磁波と微生物――“1日の最後の数十秒”で現れた新参者
私たちの暮らしは、何億年も見えない「微生物と細菌」に支えられています。
皮膚には常在菌がいて、腸には腸内細菌が住み、
庭の土、木々、森、川にも沢山の微生物から成り立っているのです。
一方で現代の便利は、スマホやWi-Fi、電子レンジなど「人工的な電磁波」に囲まれて成り立っています。
自然界にも微弱なマイクロ波は存在していましたが、これほど強く・日常的に浴びるようになったのは、地球の長い歴史で見ればごく最近のことなのです。
人類史を24時間にすると?
人類(ホモ・サピエンス)が誕生して約30万年。これを1日=24時間に縮めると…
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電気・無線など人工電磁波の利用(約150年) → 最後の43秒
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マイクロ波利用(約80年) → 最後の23秒
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Wi-Fiの普及(約28年) → 最後の8秒
つまり、人工電磁波は人類史24時間の“最後の数十秒”で登場した新参者なのです。
進化や生態系の時間軸で見れば、微生物たちがこの環境にどう適応していくかを判断するには、まだ観察期間が短すぎるとも言えます。
社会毒とは
近代の人間が作り出した毒であり、社会の中に広く存在し、
私たちが無意識に取り込んでしまう有害なもの。
以下の様なものが挙げられます。
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📌 社会毒の具体例
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食品添加物(駄菓子、レトルト食品、加工品、ジュースにはテンコ盛り)
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合成保存料(ソルビン酸、パラベンなど)
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合成甘味料(アスパルテーム、スクラロース)
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着色料(タール系色素)
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発色剤(亜硝酸ナトリウム:ハムやソーセージに使用)
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農薬
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ネオニコチノイド系農薬(ミツバチの大量死問題で注目)
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グリホサート(除草剤:ラウンドアップなど)
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残留農薬(野菜・果物から少量でも摂取する可能性)
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環境ホルモン(内分泌かく乱物質)
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ビスフェノールA(BPA:プラスチック容器、缶詰の内側コーティング)
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フタル酸エステル(塩ビ製品、ラップフィルム、化粧品)
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ダイオキシン(焼却時に発生する化学物質)
- PFS(水道の配管、塗料)
- 硝酸態窒素(化学肥料)
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排気ガス・大気汚染
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ディーゼル排気微粒子(PM2.5)
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一酸化炭素(CO)
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二酸化硫黄(SO₂:酸性雨の原因)
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光化学スモッグの原因物質(窒素酸化物、VOC)
- ホルムアルデヒド(コンパネ、接着剤)
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電磁波や騒音(広義の社会毒)
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高圧送電線や基地局からの電磁波
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家電やスマホからの電磁波(低レベルでも慢性的に浴びる)
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交通騒音(道路沿い、鉄道、高速道路)
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工場や飛行機の騒音
- 風力発電の低周波
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特徴:身近なものが多く、現代の生活環境から逃れにくい毒 となってます。
これらは一度に強い症状を起こすのではなく、
少しずつ体に蓄積し、時間をかけて健康被害をもたらす毒
なのです。
歴史を振り返ると、最初は「無害」「安心」とされていたものが、後になって健康被害が明らかになり、ようやく規制が敷かれる――これが常の流れです。
アスベストはその典型ですし、食品添加物や農薬、化学物質も同じ道をたどってきました。社会に広く普及してしまってから「やっぱり危ない」と気づいても、その間にすでに多くの人が被害を受けているのです。
だからこそ「国が大丈夫と言っているから安心」という態度ではなく、私たち一人ひとりが少し先を読んで、できる限り避ける工夫や選択をすることが大切ではないでしょうか。
いま言えること
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強い電磁波(マイクロ波)は、確実に微生物へ影響(=加熱による殺菌作用)。
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日常レベル(スマホ・Wi-Fi)は、現時点の科学では「大きな影響は見られない」。
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ただし、長期的・生態系レベルでの評価は未解明。
我が家が実践している事
過度に怖がる必要はありません。
恐怖はノーシーボ効果を生んでしまうのです。
*ノーシーボ効果・・・・全く効果のない薬でも思い込みによって副作用が出てしまう効果
便利なものは ありがたく 付き合い方を工夫するのです。
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ルーターは置かない
- スマホは寝室に持ち込まない
- 電子レンジは使わない
- アーシングをする
- 未使用時はコンセントからプラグを抜く
- 歯の銀歯は、更新時にセラミック等にする
終わりに
便利さを享受しつつ、慎重さを忘れない。
そのバランスが、これからの時代に求められている姿勢なのかもしれません。
目に見えない微生物は、私たちをそっと守ってきました。
目に見えない電磁波は、私たちの暮らしを加速させています。
両方と共に歩む未来を、どう選び育てていくか――。
それは「いま生きている私たち」に託された課題なのです。