なぜ”同じ”を選んでしまうのか
「なぜ、ダメな人や環境を選んでしまうのか」
今日は、無意識の中で私たちが「なぜ同じような失敗を繰り返すのか」という真相心理について考えました。
■ 相手の「愛する心」をコントロールしようとしている
自分自身の「愛する心」ですらコントロールできないのに、
他人の心を思い通りに動かそうとする──
そこに無理が生じます。
「こんなに尽くしているのに、応えてくれない」
そう感じるとき、私たちは相手を責めているようでいて、
実は“自分の期待”に失望しているのかもしれません。
■ 愛の欠乏と劣等感の根っこ
幼少期に受けた“愛の欠乏”は、誰の中にもあります。
親がどれだけ尽くしても、子どもが100%満たされることはない。
なぜなら、親子であっても「別の心」「別の時間」を生きているから。
そこに競争教育やヒエラルキーが加わると、
「足りない」「劣っている」という感覚が育っていく。
でも本来、人は“生きているだけで100点”なんですよね。
■ なぜ同じ痛みを選んでしまうのか
人は無意識に“知っている苦痛”を選びがちです。
未知の幸せより、知っている不快のほうが安心だから。
過去に味わった痛みは、ある意味「経験済みの安心領域」。
それが心の中で安全だと誤解され、
また同じような人や環境を選んでしまうのです。
でも、失敗ばかりを見つめていると、
そのイメージを強化して現実化してしまう。
思考は現実になる──まさにその通りです。
■ 理想の自分を思い描く
大切なのは「理想の自分」を明確に描くこと。
健康な身体があり、言葉を操り、笑顔を作れる。
それだけで、もうすでに“豊か”なんです。
理想の人、理想の人間関係、理想の家族。
それらをリアルに想像し、その中にいる自分を感じる。
実は、もう揃っているものもたくさんあるんですよね。
♪ 藤井風さんの楽曲
『満ちてゆく』に登場する、「愛されるために愛すのは悲劇」
とリンクする内容でした。
このブログは、みんな天才化機構 のBUM(*1)を振り返ったアウトプットとなります。
(*1)平日 am6:30から行われる30分のお話会
(一社)みんな天才化機構の許可を得て掲載しています。