家を建てたとき、庭の工事はほとんどしませんでした。

駐車場に砂利を敷いただけ。

理由はシンプルで、「実際に住んでみないと分からない」からです。

机上であれこれ決めるより、暮らしの中で必要なものを見極めたかったんです。

ところが、住んでみてすぐに気づきました――

この「のり面、これは放っておけない!」( ゚Д゚)

一番高い所の高低差は、なんと4m。

普通に危ない。

そして、工事をするなら、今のタイミングしかない!

重機が入り込めなくなるような奥まった場所であり

下側に家が建ってしまえばもう手を出せなくなってしまう。

「今しかない!」のです。
そう腹をくくり、思い切って業者さんにお願いしました。

持ち出しは痛いけれど、流石プロの仕事。
重機でガンガン掘り起こし、コンクリートでどんどん擁壁を積み上げていきます。
その迫力とスピード感に、家族みんな大興奮。

もちろん我が子も「手伝う!」と参戦(実際はほぼ邪魔ですが、楽しそうなのでOK!)。

 

工事が終わってみると……まるで魔法。
ビフォー → アフターのギャップがすごい!

のり面部分が広く使える様になったのです。

広い!ヽ(^。^)ノ

ここが、のちに畑へと変わっていくのでした。

バックヤードもこんなに広くなったのです。

後に、ここには秘密基地が建築される事になります。

道路側の のり面

あれこれと使ってみると、あるアイデアが浮かびました。

まず第一に、薪置き場が必要!

でも、コンクリートの擁壁ではつまらない

そこで、大きな鳥海石を積むことにしました。

日本庭園に使われる様な大きな石です。

 

土留めをしたことで新しい楽しみも増えました。

バックヤードには畑

 畑のお話

子どもの秘密基地

 秘密基地のお話

道路側ののり面には薪棚が

 薪だなのお話

庭がただの空間から「遊び心あふれる舞台」へと変身したんです。

暮らしの中で気づいた課題を、思い切って解決してみたら、

その先にはもっと楽しい未来が広がっていました。

わくわくが広がりました。

業者さん、ありがとう