太陽光パネルの説明会
地元で太陽光パネル設置に関する説明会がありました。
太陽光パネルに関しては、常々問題が不安の声が上がます。
よく聞かれる懸念
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電磁波の影響 – 健康に悪影響はないのか?
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火災リスク – 発火や感電の心配は?
- 景観 – 人工的で無機質な存在。
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廃棄問題 – 将来の処分や有害物質の心配。
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騒音 – パワコン(PCS)の運転音
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電圧変動・停電時 – 系統トラブルや非常時の使い勝手。
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自然災害 – 台風や地震で飛散・落下しないか?
この中で、電磁波の影響について調べた事があったので
その内容をまとめてみました。
(専門的な言葉は出来るだけ省いてます)
電磁波ってなに?
分かりやすい説明がありましたのでリンクを張っておきます。
要約すると
・電磁波とは電気と磁気が交互に繰り返される波・・・だから電磁波
・電磁波は、大きく「電離放射線」と「非電離放射線」の2種類に分けらる。
・電離放射線には、電子を弾き飛ばす力があり、細胞や遺伝子を傷つける。
太陽光パネルと電磁波について
太陽光パネルの電磁波についてですが、パネル自体は直流で発電するため電磁波を出しません。
その発電した直流電気を家庭の交流電気に変換するのが パワーコンディショナー(PCS)。
この変換の際に電磁波が発生するのですが、その強さは「Wi-Fi機に毛が生えた程度」と言われています。
◆電磁波の大きさを衣類に例えると
数値化すると分かりづらいので、身近な衣類に置き換えてみました。
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Wi-Fi(ルーター/PCS)
弱いけど家や職場で必ずそばにある
👉 普段着 🧦(とても身近だけど、四六時中ではない) -
スマホ(本体の電波)
常に体にくっついている、一番身近
👉 下着 👙(四六時中身につけてる、距離ゼロ) -
携帯基地局
街のあちこちにあるけど直接はそんなに近くない
👉 ジャケット 🧥(ちょっと距離あるけど、街に出ればよく見る存在) -
テレビ塔・ラジオ送信所
どっしり大きくて存在感があるけど、日常ではあまり関わらない
👉 タキシード/ドレス 🎩👗(力強く特別な存在だけど普段は縁がない) -
強さランキング:タキシード(テレビ塔)>ジャケット(基地局)>下着(スマホ)>靴下(Wi-Fi)
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身近さランキング:下着(スマホ)>靴下(Wi-Fi)>ジャケット(基地局)>タキシード(テレビ塔)
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このようにして見ると、一番身近で影響が強いのはスマホと室内にあるWi-Fiという事になります。
とくに昨今では自宅、寝室、幼稚園、学校、病院、公共施設など生活空間のあらゆるところに存在しています。
携帯で電波を検索すると沢山見つかるので試してみて下さい。
◆電磁波とは波であり、振動している
『症状が無い』=『影響がない』という短絡的な考えはいけません。
そして「弱いから安全」とは限らないのが自然界の不思議なところです。
実際にこんな出来事がありました。
小さな揺れでも大きな影響? ― 7ガルとビルの共振
韓国・ソウルにある「テクノマート」という超高層ビル。ある日突然、揺れが発生して「地震か!?」と大騒ぎになりました。
ところが地震は発生しておらず、揺れたのはそのビルだけ。
原因はなんと――
建物の一室で行われていたエアロビクスのダンスでした。
そこで記録された揺れは、たった7ガルの縦揺れ。
これは震度0レベル、人間にはほとんど感じられない程度の小さな揺れです。
それなのに、ビル全体が大きく揺れたのはなぜでしょうか?
ブランコの原理と同じ「共振」
答えは「共振」です。
超高層ビルや橋などの巨大な構造物には、固有の「揺れるリズム(固有振動数)」があります。
そこに小さな力でもタイミングよく繰り返し揺さぶられると、揺れがどんどん大きく増幅してしまうのです。
ブランコを思い出してください。
ほんの軽い力でも、リズムさえ合えば、子どもがどんどん高くこげるのと同じ理屈です。
メッセージ
つまり、7ガルの縦揺れは人間には「取るに足らないレベル」でも、
超高層ビルにとっては「共振を呼び起こすトリガー」となり得るのです。
ここから学べることは、
👉 影響は“強さ”だけでなく“周波数と条件”によっても変わる ということ。
これは電磁波の問題にも通じます。
弱いから安全、強いから危険、という単純な話ではなく、
「どんなリズムで、どのくらいの期間、どのような対象に作用するのか」――
その条件がそろった時に、思わぬ結果を引き起こすのです。
◆私(妻)の体験談
私が電磁波を詳しく調べた切っ掛けはこちらです。
私も同じ場所に3か月住んでいましたが、異変が現れる事は有りませんでした。
これが、電磁波の影響が『ある』『ない』を二分する所以なのです。
◆子どもと大人の違い
グラスの共鳴を例にすると、大きなグラスは低い音に、小さなグラスは高い音に共振します。
子どもは体が小さいため、高周波(Wi-Fiや5Gなど)に反応しやすいと考えられます。
さらに、子どもの体は水分量が多く、マイクロ波は水分に影響を与えやすい性質があります。
脳やホルモンの発達が進む大切な時期でもあるため、大人以上に注意すべきだと考える研究者もいます。
◆磁場について
電気を送電する際には磁場が形成されます。
磁場の強さは流れる電流によって変化し、この磁場も人体に影響を及ぼす可能性があります。
強い磁場は体内に微弱な電流を誘導します。
疫学研究では、この誘導電流と小児白血病との関連は完全には否定できないとされています。
電磁波と微生物――“1日の最後の数十秒”で現れた新参者
私たちの暮らしは、何億年も見えない「微生物と細菌」に支えられています。
皮膚には常在菌がいて、腸には腸内細菌が住み、
庭の土、木々、森、川にも沢山の微生物から成り立っているのです。
一方で現代の便利は、スマホやWi-Fi、電子レンジなど「人工的な電磁波」に囲まれて成り立っています。
自然界にも微弱なマイクロ波は存在していましたが、これほど強く・日常的に浴びるようになったのは、地球の長い歴史で見ればごく最近のことなのです。
微生物と電磁波の関係は?
微生物はとても小さな存在。
そのサイズ感からすると、電磁波の持つ高い周波数と“共鳴”したり、影響を受ける可能性は我々人間より高いとも考えられます。
事実、強い電磁波(マイクロ波)は殺菌や滅菌に利用されます。電子レンジで食品の菌が死滅するのはそのためです。
ただし、Wi-Fiやスマホのような「日常レベルの電磁波」で“すぐに害がある”という科学的証拠は見つかっていません。
とはいえ、科学的に「影響なし」と断言できるほどの長期データはまだありません。なぜなら、人類が人工電磁波を使い始めたのは、進化のスケールで見れば“ほんの一瞬”だからです。
人類史を24時間にすると?
人類(ホモ・サピエンス)が誕生して約30万年。これを1日=24時間に縮めると…
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電気・無線など人工電磁波の利用(約150年) → 最後の43秒
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マイクロ波利用(約80年) → 最後の23秒
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Wi-Fiの普及(約28年) → 最後の8秒
つまり、人工電磁波は人類史24時間の“最後の数十秒”で登場した新参者なのです。
進化や生態系の時間軸で見れば、微生物たちがこの環境にどう適応していくかを判断するには、まだ観察期間が短すぎるとも言えます。
社会毒とは
近代の人間が作り出した毒であり、社会の中に広く存在し、私たちが無意識に取り込んでしまう有害なもの。
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食品添加物
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農薬
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環境ホルモン(プラスチック由来物質など)
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排気ガス、大気汚染
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電磁波や騒音(広義で入れる人もいる)
特徴:生活環境から逃れにくい毒
慢性毒とは
一度に強い症状を起こすのではなく、少しずつ体に蓄積し、時間をかけて健康被害をもたらす毒のこと。
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水銀、鉛、カドミウムなどの重金属
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残留農薬
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ダイオキシン
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アスベスト
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微量の放射線
特徴:すぐには症状が出ないが、長期的に臓器や免疫をむしばむ毒
両者の関係
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社会毒の多くは、慢性毒の性質を持つ
例:食品添加物 → 一度で急性毒性はないが、長年摂り続けると代謝異常や生活習慣病リスクを高める -
慢性毒が社会毒として広がっている
例:農薬や排気ガスの成分 → 社会全体で浴びることになり、慢性毒として体に影響
いま言えること
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強い電磁波(マイクロ波)は、確実に微生物へ影響(=加熱による殺菌作用)。
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日常レベル(スマホ・Wi-Fi)は、現時点の科学では「大きな影響は見られない」。
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ただし、長期的・生態系レベルでの評価は未解明。
我が家が実践している事
過度に怖がる必要はありません。
恐怖はノーシーボ効果を生んでしまうのです。
*ノーシーボ効果・・・・全く効果のない薬でも思い込みによって副作用が出てしまう効果
便利なものは ありがたく 付き合い方を工夫するのです。
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ルーターは置かない
- スマホは寝室に持ち込まない
- 電子レンジは使わない
- アーシングをする
- 未使用時はコンセントからプラグを抜く
- 歯の被せモノで銀歯の部分は、更新時はセラミック等にする
終わりに
便利さを享受しつつ、慎重さを忘れない。
そのバランスが、これからの時代に求められている姿勢なのかもしれません。
目に見えない微生物は、私たちをそっと守ってきました。
目に見えない電磁波は、私たちの暮らしを加速させています。
両方と共に歩む未来を、どう選び育てていくか――。
それは「いま生きている私たち」に託された課題なのです。