自己肯定感とは(BUM OP)
自己肯定感と社会のつながり 〜大人が変われば子供も変わる〜
最近「自己肯定感」という言葉をよく耳にしますよね。
自己肯定感とは、「ありのままの自分を受け入れること」。
良い事ばかりではなく、失敗した自分、思い通りに出来ない自分、そのすべてを認められるかどうかが鍵になります。
自己肯定感と似ていますが「自信」は少し違います。
自信とは、「自分の得意なことを活かせる」という条件付きの想い。
自己肯定感が根底にあれば、自信があろうとなかろうと、行動を起こすことが出来ます。
自己肯定感を持ちにくい理由
現代社会では、自己肯定感を持ちにくい環境が広がっています。
その背景には、こんな要因が考えられるのではないでしょうか。
- 情報が多すぎる → 目の前のことに集中できず、迷いや不安が増える
- 自分と向き合う時間がない → 本当に大切なことを考える余裕がない
- 知識を詰め込む教育 → 点数で評価され、心を育てる時間が足りない
- リアルな人間関係の経験が少ない → 他者と深く関わることで生まれる感情の機会が減る
- ネガティブを連想する漫画や動画、ゲームが多い→疑似体験となり、無意識に刷り込まれる
また、学校教育の影響も大きいと感じます。
子供の心が育つ前に競争を押し付け、点数で評価する仕組みは、他人と比較する事が前提となり
自己肯定感を育むどころか奪ってしまうこともあると考えます。
社会を変える第一歩は、大人から
子供たちが自己肯定感を持てるようになるためには、大人が変わることが大切です。
なぜなら、社会をつくるのは子供たちであり、その子供たちを育てるのは大人だから。
「社会を変えたい」と思ったら、まずは自分自身の意識を変えること。
大人の自己肯定感が上がれば、その姿を見た子供たちも、自然と自分を肯定できるようになります。
すぐに大きな変化は生まれなくても、小さな変化の積み重ねが、やがて大きな流れをつくるはずです。
無意識と感情の関係
最後に、「自己肯定感」と深く関わる「無意識」と「感情」について。
- 無意識とは → 実体験から生まれる感情感覚
- 感情とは → 五感を通して得た情報による反応
- 感覚とは → 五感で感じた情報を記憶し、行動へ活かす土台
私たちは、目に見える世界だけで生きているわけではありません。
五感で感じたものすべてが、自分の内側の世界をつくり、その積み重ねが「私」という存在を形づくっています。
だからこそ、周りの情報に流されるのではなく、自分自身と向き合う時間を大切にすることが、自己肯定感を育む第一歩になるのかもしれません。
このブログは、みんな天才化機構 のBUM(*1)の纏めと感じた事のアウトプットとなります。
(*1)平日 am6:30から行われる30分のお話会