「やさしさ」という呪文と、無意識の逃げ道 — 信念を再構築する力

無意識の世界

私たちの行動の多くは、無意識によって決まっています。
たとえば、こんな思い込みに心当たりはありませんか?

  • 安いものを求めてしまう

  • 自分は起業できない、会社で働くものだと思い込んでいる

  • 自分はモテない、才能がない、できない人間だ

これらは「信念」と呼ばれる無意識の制限です。
そして私たちは、自分が信じている世界に住んでいるのです。
つまり、“今までの自分”が作り出した世界の中で生きているということ。


無意識の逃げ道

私たちは「失敗」や「痛み」を避けようとします。
それは、生存本能や防衛本能が働くからです。

未知は危険だと感じ、
「やめておこう」「今じゃない」と理由をつくり出す。

脳は一度通った回路を使うため、
“できない方向”へ流れるクセがついていきます。

でも、「できなかった経験」さえも、今の自分を形づくる成功体験
そう捉え直すことが、無意識の再構築の第一歩です。


「やさしさ」という名の呪文

人は逃げ道に入るとき、
他人の「やさしさ」という呪文に包まれます。

やさしい言葉で弱さを正当化し、安心する。
でもそれは、本当の気持ちを『他人のやさしさ』という呪文により
心のどこかに埋めてしまうことになります。

人に「やさしさ」言葉を掛ける時は「逃げ道」へと誘っている可能性がある。
本当の優しさとは、相手を“今ここ”に立たせる力なのかもしれません。


信念の正体

信念とは、「今の心を信じること」。
けれどその“今の心”は、
過去の環境・言葉・時代・親の人生からつくられたものです。

つまりご先祖様の世界から始まった私たちの心。
過去の世界は帰る事が出来ません。
しかし今は、自分の意志で変えられる世界に生きています。


意志の力と気づきの力

無意識に比べたら、意志の力はとても小さい。
けれど、世界を変えられるのはその小さな力です。

気づきこそが、その始まり。
意識が生まれ信念を再構築する力となる。
そこから生まれた世界が、次の世界を構築していくのです。


結びに

どんな言葉を使い、
どんな意識で世界と接するか。

それが、自分の無意識を変え、
やがて他人の無意識も変えていく。

今日の気づきが、明日の信念をつくります。

このブログは、みんな天才化機構 のBUM(*1)を振り返ったアウトプットとなります。
(*1)平日 am6:30から行われる30分のお話会

(一社)みんな天才化機構の許可を得て掲載しています。

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