セルフトーク

今日の朝ミーティングのテーマは「やりたい事がなぜ出来ないのか」でした。
そのアウトプットをまとめてみます。


本当にやりたい事とは?

「本当にやりたい事」というのは、意識して無理やり取り組むものではありません。
気付けば自然と手を掛けていること、考えるよりも先に体が動いていること。これが本質的にやりたい事です。


やりたいのに出来ない理由

常々「やりたい事があるのに取り掛かれない」と感じる時、その理由はセルフトークに隠れています。
自分の頭の中で否定的な言葉を繰り返し、出来ない理由を並べていないか。

顕在意識であれこれ考えていることが、本当に自分の心の声なのか?
「お金が欲しい」「見栄を張りたい」「贅沢したい」——そう思っても、その奥にある潜在意識は別のことを理解しているのかもしれません。

やりたいことにブレーキをかけているのもまた潜在意識なのです。


失敗という幻想

セルフトークを観察すると、自分の基準が「失敗の概念」に縛られていることに気づきます。
けれども、失敗は本来存在しません。

  • 初めて挑戦することに失敗はない

  • 苦手なことに挑戦する時、行動するだけで経験が得られる

  • 経験を得ること自体が成功

つまり、本当の失敗は「行動しないこと」です。


失敗の概念はどこから来たのか?

失敗の定義は、自分自身が設定したものです。
その多くは幼少期に刷り込まれた「大人の言葉」が影響しています。

「ちゃんとやりなさい」
——でも“ちゃんと”とは誰と比べているのでしょうか。

大人の理想や周囲の子どもと比べられることで、子どもは「ちゃんとできない自分=失敗」と刷り込まれていきます。
その結果、挑戦するよりも「やらない」方を選び、失敗を避けるようになるのです。

こうして潜在意識の中には

  • 本当にやりたいアクセル

  • 失敗を恐れるブレーキ

が同時に生まれてしまいます。


セルフトークを観察する

顕在意識でアクセルとブレーキを見分ける。
これがセルフトークを観察するということです。

願うだけでは願いは叶いません。
未来は今の積み重ねであり、ブレーキを踏み続けても前には進まない。

アクセルを踏み、顕在意識というハンドルを握り、経験というブレーキを使いこなす。
そうして現実を作り上げていくのです。


言葉が現実を作る

言葉は現実を作り出します。
つまり、セルフトークこそが現実を形作っているのです。

そのセルフトークは本当に「自分のやりたい事」を語っているでしょうか?
「やりやすいこと」「慣れていること」「仕事の雑務」ばかりに覆い隠されていないでしょうか?

あるいは、時間に追われる振りをしてスマホを眺め、どこかの誰かの声に自分のセルフトークを乗っ取られていないでしょうか?


今を生きること

だからこそ、自分のセルフトークに耳を傾けてみましょう。
それが「今を生きる」ということ。

今の自分が、未来を作るのです。

このブログは、みんな天才化機構BUM(*1)を振り返ったアウトプットとなります。
(*1)平日 am6:30から行われる30分のお話会

(一社)みんな天才化機構の許可を得て掲載しています。

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