やる気は仕組みで作れる:想像が現実を創るモチベーションとは

 

想像が現実を創る:モチベーションの正体と扱い方

情報があふれるこの時代。
私たちは何かと「やる気」に振り回されています。

「やる気が出ない…」
「モチベーションが続かない…」

そんなとき、まず知っておきたいのは、
やる気=感情の勢いではなく、仕組みであるということ。

今日は、そんな「モチベーションの仕組みと扱い方」について、深掘りしてみます。


◆ ドーパミンとやる気の関係

まず、脳内物質の中でも特に**モチベーション維持に影響するのが“ドーパミン”**です。

  • ドーパミン:快楽が「予測」されるが、それが「確実でない」時に出る。
    → つまり、“期待”や“不確かさ”がモチベーションを生む。
  • セロトニン・エンドルフィン:実際に快楽を得たときに出る。
    → 成果や達成後の“ご褒美感”。

SNSの通知、ソーシャルゲームのガチャ、YouTubeの「次のおすすめ」――
これらはすべてドーパミンの特性を巧みに利用しています。

私たちの**“やる気”のスイッチを外から押してくる仕組み**です。


◆ 情報化社会の罠と、自分のモチベーション

現代は、ドーパミンを刺激する情報であふれています。

その多くは、
「あなたのやる気を誘導して、利益を得ようとする」インフルエンサーや企業によるもの。

その結果――
私たちは、自分の“今”を感じることが減り、
“自分のための理想の未来”へ向かうモチベーションが保ちづらくなっているのです。


◆ ドーパミンを味方につける方法

では、どうすれば“自分の意思”でモチベーションを保てるのでしょうか?

✅ ポイントは「不確実性」と「報酬の設計」

  • 目標を細かく分解する → 小さな達成感でドーパミンを引き出す
  • 日々に“新鮮さ”を与える → マンネリを防ぐことで行動力を持続
  • ご褒美は、自分で不確実に設定する → サプライズ報酬が◎

ここで注意したいのが「アンダーマイニング効果」。

ご褒美を設定されると、やる気の源が“目的”から“報酬”にすり替わってしまう。
結果、ご褒美がなければやらなくなる。

これは、「行動=自分の意思」ではなく「外からの指示」に変わってしまうということ。

だからこそ、
ご褒美は「自分で」「ときどき」「不確実に」与えることが大切なんです。


◆ 未来を想像し、今を創る

ここで、前回の講習の内容とも繋がってきます。

人は、「未来の快楽」より「今の快楽」を選びがち。
でも、それは本能的で自然なこと。

だからこそ、
未来の理想の自分を、今この瞬間に“リアルに想像する”ことが鍵。

その想像が、現実を動かすモチベーションの源になるのです。


◆ 最後に

私たちは「想像を創造するために生まれてきた」のかもしれません。

体験 → 感情 → 思考 → 想像 → 行動 → 体験……

この循環を、自分の“意思”で動かしていくこと。
それが、ほんとうの「やる気」や「人生の創造」につながるんじゃないでしょうか。


このブログは、みんな天才化機構BUM(*1)を振り返ったアウトプットとなります。
(*1)平日 am6:30から行われる30分のお話会

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