人生はパズル

人生はパズル

ある日、こんな話を聞きました。

「人生というのは、実は最初からシナリオが決まっている。」

この話を聞いたら、

「それなら、努力しなくてもいいんじゃないの？」

そんな風に思っちゃんです。

でも同時に、もし本当にそうなら、悔やんだり、焦ったり、悩む必要はないんじゃない？

自分の気持ちに素直になって生きればいいんだよ・・・

でも、そうすると・・・・

努力すること頑張る事が無意味になってしまうのではないかと考え込んでしまいました。

だって努力する事で報われる事だってありますもんね・・・

 

ところが、ある朝、目覚める直前の微睡（まどろ）みの中で、ふと思ったのです。

「人生は、神様から授かったパズルみたいなものなんじゃないか。」

 

パズルの完成図は、最初から決まっている。

でも、そのピースをどう組み合わせていくかは自分次第。

一つ一つのピースは、日常の中の何気ない一瞬一瞬・・・

怠けながら組むことも、真剣に組むこともできます。

そして完成したパズルは自分だけのもの。

他の誰のものでもありません。

最後にその絵を見たとき、自分がどう感じるか――

これこそが、人生の最大の目的なのかもしれないと思ったのです。

 

パズルの完成図をどう作り上げるか

例えば、手を抜いて組み立てたパズルは、どこか味気なく、深みもありません。
ただの絵です。

それに対して、一生懸命に心を込めて組み立てたパズルには、その瞬間の想いや情景が刻まれるのです。
その絵を見たとき、鮮やかな記憶がよみがえり、完成した絵が自分自身を魅了するのです。

他の人から見れば、どちらも同じ絵に見えるかもしれません。

でも、真剣に生きた人だけが、自分のパズルの価値を高められるのだと思いました。

さらに、このパズルの面白いところは、自分だけの絵がだったはずですが、実は他の人の絵とつながるのです。

自分が作り上げた絵が、子どもや孫、身近な人々の絵と繋がり、壮大なパズルを形作っていくのです。

 

一瞬一瞬を大切に

このパズル思考により、私は日々の一瞬一瞬が大切なピースだと感じるようになりました。

どんなに些細な出来事でも、自分の生き方がそのピースに反映されるのです。

だからこそ、私は自分の気持ちに素直に、時には真剣に向き合いながら、ピースに想いを込めて人生というパズルを完成させていこうと思っています。

あなたもピースに想いを込めて、自分による自分だけの絵を描いてみては如何でしょうか？